シクロクロスとは、簡単に言うとダートを走れるロードバイクです。ロードバイクの形(ドロップハンドル)の自転車に荒れた道も走ることができる太めのタイヤを取り付けられ、ブレーキも砂などの影響を受けにくいカンチブレーキに変更されています。
また、フレーム素材もクロモリのモデルが多く、アルミやカーボンを使用したロードバイクに比べ、振動吸収や耐久性に優れています。
パンクに強いといえばマウンテンバイクですが、タイヤが太いので転がり抵抗が大きく長距離のオンロードには不向きです。シクロクロスバイクのタイヤは適度に太く、トレッド(タイヤの溝)も深く刻んであるので、「パンクに強い」「転がり抵抗が低く軽い」の両方の性能バランスが絶妙なのです。
売られている状態ではゴツゴツしたタイヤが付いていることがほとんどなので、転がり抵抗を気にする場合は同じサイズのフラットタイヤに履き替えるとロードバイクと殆ど変わらないスピード感を味わえます。それでもロードバイクより太めのタイヤ(28~32C)を履くことができるので、バンクに対する強さはロードより遥かに期待できます。
ドロップハンドルのメリットでも書いた通り、ドロップハンドルは通勤にも最適です。
例えフラットバーハンドルのクロスバイクを購入したとしても、いつか絶対にドロップハンドルに変えたくなるはずです。
その気になってからドロップハンドルに交換を検討する人もいますが、実はハンドルだけでなく、ブレーキ・切替器・各種ワイヤーまで交換しなければいけないので、費用がかさんでしまいます。
以下で紹介しているオススメのシクロクロスバイクにもある通り、シクロクロスバイクはフラット部分にも補助ブレーキがついているタイプも多く、初心者でも安心してドロップハンドルに乗ることができます。
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FUJI FEATHER CX+ 2015
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MARIN Lombard 700c 2015
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