慢性的な運動不足に悩まされ、ダイエットをしたいと考えている社会人は非常に多いです。しかし、忙しい毎日の中で新しいスポーツに避ける時間や、やる気を生み出すのは、なかなか難しいのではないでしょうか?
そんな中、自転車通勤は今の生活スタイルを変えること無く、理想的なダイエットを実現できる唯一の手段と言えます。
自転車通勤は、一定時間以上の有酸素運動、長期継続性、体への負荷が低いこと、どれをとっても理想的なダイエット方法です。ダイエットのために何か始めようとするなら、自転車通勤を選ぶことが、ダイエット成功への近道となるはずです。
実際に自転車通勤した場合、どの程度のカロリーが消費され、何キロのダイエットができるのかを表にまとめました。
通勤 距離 (片道) | 往復 時間 | 1日 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | |||
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消費 カロリー | 体重 減少量 | 消費 カロリー | 体重 減少量 | 消費 カロリー | 体重 減少量 | ||
5km | 20分 | 233kcal | 0.0kg | 4600kcal | 0.7kg | 14000kcal | 2.0kg |
10km | 40分 | 466kcal | 0.1kg | 9300kcal | 1.3kg | 28000kcal | 4.0kg |
15km | 60分 | 700kcal | 0.1kg | 14000kcal | 2.0kg | 42000kcal | 6.0kg |
20km | 80分 | 930kcal | 0.1kg | 18600kcal | 2.7kg | 56000kcal | 8.0kg |
実は上の表では見えない部分にも自転車通勤ダイエットの魅力があります。
ダイエットに失敗する例のほとんどは、選んだダイエットプログラム(運動、食事、etc.)を長期間継続できないことが原因です。
どんな方法であっても継続できればダイエットは成功します。通勤は、嫌でも毎日必ずるものですから、その手段を自転車に切り替えるだけで、毎日ダイエットプログラムを実行できます。
今までスポーツをしていなかった人が、いきなりスポーツでダイエットを始めるのは非常に大変ですが、自転車通勤ダイエットなら、習慣化できる確立はグッと上がります。
スポーツ自転車は体を、手、腰、足の3点でバランスよく支えるので、ランニングやウォーキングよりも、体への負担が少ないです。そのため、疲れも感じにくいですし、足や腰の痛みによってダイエットを断念するということもなく、非常に効率的な有酸素運動によってダイエットを継続していくことができます。
多少通勤距離が長くても、自転車は走ることで風を感じることができるので、体温上昇が抑えられ、疲れを感じにくくなります。
ダイエットのためには、脂肪を燃焼させなければなりませんが、そのためには、一定時間以上の有酸素運動が必要となります。
ほとんどのスポーツは、その一定時間に到達する前に疲れてしまうケースが多いのですが、自転車なら平気で長時間続けることができます。
スポーツジムやヨガ教室に通ったり、ダイエットフードを購入するわけじゃありませんので、お金が一切かかりません。もちろん自転車は購入しなければなりませんが、それは通勤のために買う自転車。成功するかどうか分からないダイエットにお金をかけるのとは意味が違います。
自転車通勤ダイエットの結果は、体重以外の色々な部分で見えてきます。自転車通勤を始める前と後で健康診断の数値などを比較してみてください。血圧や中性脂肪などの数値が改善した例もたくさんあるようです。
また、心肺機能も鍛えられますので、階段を登った時に、いつの間にか息切れしなくなっているなんて体験もできるかもしれません。