歩道を走ることもある自転車は、歩行者との接触事故を起こす確立が自動車以上に高いと言えます。
実際の事例を元に気をつける点をまとめました。
まっすぐ歩くと思っていても急にタクシーを呼ぶために車道側に出てきたり、横並びで歩いている友達同士が、押し合って急に横に飛び出したり、読めない動きによって大怪我を伴う事故に至った事例も多々あります。
歩行者の中でも小さな子供やお年寄りは特に注意が必要です。
歩行者に対して後ろから接近する場合は速度を落としてできる限り離れたり、ベルを鳴らして存在を知らせたりする工夫が必要です。
駅前など、人通りの多い交差点などは、自転車に乗っても真っ直ぐ進むのが難しくなります。その上、どこから人が来るか分かりません。
小さな子供との事故では、人ごみの中で全く視界に入らないうちにハンドルが子供の頭部にぶつかってしまうという事例もあります。人ごみの中では、無理せず自転車を押して歩きましょう。
歩道での事故は、歩行者側に過失は無いとされるケースがほとんどのようです。あったとしても9:1程度で自転車側の過失割合が高くなります。
※過失割合というのは飽くまでも保険に加入していた場合の考え方です。
歩行者との事故では高額の補償金が必要になることもあるので、保険にはしっかり加入しておきましょう。事故を起こしてしまった時にはすぐに自動車事故同様に警察へ届け出ておく必要があります。