「雨の日はどうすればいいの?」でも説明した通り、雨の日は自転車に乗らないという選択肢もあります。
私自身も雨の日は全くといっていいほど自転車には乗りませんし、会社からの帰りに急な雨が降っても自転車を置いて帰ります。ただし、距離が近かったり電車やクルマの併用はせず、自転車オンリーで頑張りたいという人は雨の日対策をしっかりとしておきましょう。
まず、必要なのはレインウェア(かっぱ)です。当然ですがレインウェアは伸縮性、通気性に優れたものがベストです。レインウェアと言っても様々なものがあり、高いものだと2万円以上するものもあります。
自転車用のレインウェアは細部まで快適さが追求されていますが、自転車用じゃないレインウェアを購入する場合も、以下の点に注意してみてください。
・袋に入れてコンパクトに持ち歩ける
・あまり風でパタパタしないもの(強風であおられると危険)
・1サイズ大きいものを選ぶ(厚着の時にも着られるように)
雨が降っているときはレインウェアを着るので特に必要ありませんが、晴れていてレインウェアを着ていないけど、路面は濡れている状況では必要になります。
金属でしっかりと固定できるものもありますが自転車自体が重くなってしまうので、軽量なプラスチック製の泥よけがオススメです。
メッセンジャーバッグを使えば雨の日もそのまま大丈夫ですが、ビジネスバックを使う場合は、コンパクトに収納できるバッグ用レインカバーを用意しましょう。
カバーをつけたままでも物の出し入れができるものがほとんどです。ただし、カバーの中にパソコンなどを入れている場合は、別途パソコンも防水カバーしておくことをお勧めします。
コンビニのレジ袋でも十分代用できますが、サドルの下に収納しておいて、ちょっとした雨の時にすぐにカバーできるものもあって非常に便利です。
自宅や会社の駐輪所に置いているときに雨が降ると、晴れてから表面を拭いても中に水を含んでいる場合があるので、サドルカバーを付けておけば安心です。
レインウェアを着ても、顔まで完全に守ることは不可能です。最優先にしなければいけないのは視界の確保です。特にメガネをかけている場合は水滴がついて見えなくなりますので、つばの付いたキャップをかぶっておくことで水滴の不着をかなり防ぐことができます。
雨の対策グッズは全て、防水効果を保持していないと意味が無くなってしまいます。使用していくうちに防水効果は低下していきますので、定期的に防水スプレーなどでレインウェアなどの防水性を回復しておきましょう。