共働きの家庭も多く、通勤時にお子さんを託児所に預けていくため、チャイルドシートを必要とする人も多いようです。ここではチャイルドシートの選び方とお勧めのチャイルドシートについて説明します。
チャイルドシートの取り付け位置は前、後ろのどちらかです。それぞれメリットデメリットがありますので確認しておきましょう。
比較項目 | 前のせ | 後ろのせ |
---|---|---|
安心感 | いつも子供が視界に入るので安心 | 慣れるまでは不安 |
走行 | ハンドルが取られる 子供に伝わる段差の衝撃が大きい | 安定する |
構造 | 背もたれが小さめにしか作れないので 寝てしまった子供の首が動いてしまう |
背もたれを大きめのモデルが多い 成長に応じて調節できる幅を大きく作れる サスペンション付など、機能豊富なものが多い |
取り付け | ハンドルと前輪の間にかなりのスペースが無いと取り付けられない | パーツを購入することでほとんどの自転車に取り付け可能 |
オススメは断然、後ろ乗せです。視界に入らないので不安に感じるかもしれませんが、走行時の安定性やチャイルドシート自体の特性から言っても、乗せる子供にとって一番安心で安全なのは後ろ乗せと言えます。
・成長に合わせて調節できる幅が広い
・眠ってしまっても頭をサポートしてくれるヘッドレストがついている
・足や服の巻き込み防止対策がある
・シートベルトは5点式(眠った時に前に倒れない)
・両立のスタンドがついている(乗せる時に自転車を安定させられる)
・荷台(キャリア)に「クラス25」以上の強度があること
・U字型のフレームで前からまたげるもの。
チャイルドシートの取り付けは、簡単に出来ますが、取り付け位置によってフレームの強度が違うのでショップで取り付けてもらう方が安心です。
これからお子さんのために自転車ごと購入する場合、チャイルドシートがついた状態で販売されている子供乗せ専用設計の自転車を購入するのもオススメです。
フレームや荷台の適合状況を気にする必要も無く、チャイルドシートが不要になったときは取り外して、普通のママチャリとして乗ることができるモデルもあります。