スカートでも安心の自転車とは

スカートでも安心の自転車とは

 女性が自転車通勤をする場合、大きな壁の一つがスカートを履いて乗ることが難しい事です。

 高校生の頃は制服の短いスカートでも平気で自転車に乗っていたけど、社会人になってリクルートスーツのタイトなスカートとなると、難しいですよね。

 ここではスカートでも乗ることができる自転車を選ぶポイントについてご紹介します。もちろん普通の自転車でも、ちょっと工夫をすることでスカートを楽しむことができますよ。

トップチューブが低いタイプを選ぶ

 スカートで乗る時に、あまり足をあげるわけに行きませんので本格スポーツ自転車は難しいですね。形としてはトップチューブ(ハンドルとサドルを繋ぐ部分のフレーム)が低いタイプの方が、スカートが引っかからないのでオススメです。

スカートに引っかかるトップチューブの位置

 スカートで乗れる自転車の中にもオシャレでいいものがたくさんあります。もちろん、ママチャリより遙かに軽量です。

スカートにオススメなのはミニベロ

スカートにベストマッチのミニベロ「スカート」+「女性」+「ミニベロ」でベストコーディネート。

 女性にはオシャレで軽量なミニベロがオススメです。トップチューブの位置も含め、全体的にフレームが低くできているのでスカートの引っ掛かりもなく、またぐのも楽です。

 中でもミキストフレームと言われるタイプはデザインも独特で女性らしい細いフレームで構成されているのでオススメです。(参考:「女性に人気のミキスト自転車」

 ミニベロは安価なモデルの場合、ギアの数が6~8段と少ないものが多いので、急な坂や高速走行には不向きなものが多いので注意が必要です。

 片道10キロ程度で平坦な道であれば全く問題なく、ママチャリより遙かに快適です。5万円台くらいのモデルを狙うと、クロスバイク並みの走行性能を持ったミニベロもあります。

チェーンカバーでロングスカートの裾を守る

スカートの裾を守るチェーンカバー長めのチェーンカバーをつけることでスカートの汚れやからまりの心配が減らせます

 ロングスカートを履く場合は、裾がチェーンに触れて汚れたり破れたりしてしまう可能性があるので要注意です。

 実際にスポーツタイプのミニベロで通勤している女性は、もともとむき出しだったチェーンの部分にチェーンカバーをつけていて、ロングスカートを履くときでもほとんど気にならなくなったそうです。

 チェーンカバーも後ろの方まで長く伸びているものを選びましょう。取り付けはネジで簡単に出来ますが、ネジの位置などが対応しているかどうかの確認が必要です。お店に直接持ち込んで確認するか、ネットで購入する場合も持っている自転車のモデル名などを伝えれば問い合わせに応じてくれるところも多いです。

ロングスカートを守るドレスガード

ロングスカートの巻き込みを防ぐドレスガードこだわりのデザインドレスガードを作るドイツの「Simeli」

 泥除けが付いている自転車の場合は、ロングスカートが後輪に巻き込まれてしまうこともあるのでドレスガードと呼ばれる巻き込み防止カバーをつけておきましょう。

 デザインもオシャレなものがたくさんあるので、ファッションの一部としても楽しむことができます。

 泥除けがついていないスポーツバイクの場合は取り付けることができません。泥よけが無ければ、巻き込まれることはありませんが、空気を入れるバルブに裾が引っかかったりする可能性もあるので注意が必要です。

 このドレスガードが取り付けられない場合は、思い切ってペニアバッグと呼ばれるサイドバッグを取り付ける方法も効果があります。
(参考「前カゴよりもずっとオシャレなパニアバッグ」

ベルトドライブならロングスカートも汚れない

ベルトドライブならスカートでも安心ベルトドライブ自転車。スカートの裾汚れは防げますが長距離移動には不向き
 

 ベルトドライブと言って、チェーンを使用しない自転車もあります。これなら、スカートの裾が触れたときに、汚れたり絡まったりする心配が激減します。

 ところが、このベルトドライブ。切り替えのギア数が少ないものがほとんどで、中には切り替えなしのモデルもありますので、スポーティーな走りをしたい場合は少し物足りなさを感じるかもしれません。
 (参考:「ロングスカートでも安心のベルトドライブ自転車」

スカートがめくれない工夫をする

女性がスカートで自転車にのるときの工夫

 どんな種類の自転車を選んでも、軽くて柔らかい生地のスカートは風邪でめくれてしまうことがあるので注意が必要です。

 シャツをウエストに巻いたりすることで漕いでいるときに股の間にスカートが入るような工夫をしておくとよいでしょう。

 サドルを低くしているとヒザが上に向いてスカートに風が入りやすくなるので、前傾姿勢になるようにサドルの位置を少し高めに調整しておくと風でスカートがめくれるのをある程度防ぐことができます。

 スカートに気を取られていると危険をまねくケースもありますので、心配がないようにしっかり準備しておくことが大切です。

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