電車通勤から自転車に切り替えることで、あの、満員電車のストレスから開放されます。何気なく乗っていた満員電車も、体が受けていたストレスは気が付かない所で蓄積されていたりするものです。
これからも毎日続けていくことですから、心身ともにストレスを感じないスタイルに変えましょう。
もちろん、電車と比較して費用面にも大きなメリットがあります。
通勤距離 (片道) |
1日 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|
5km |
360円 |
3600円 |
9720円 |
17280円 |
34560円 |
10km |
380円 |
3800円 |
10260円 |
18240円 |
36480円 |
15km |
460円 |
4600円 |
12420円 |
22080円 |
44160円 |
20km |
640円 |
6400円 |
17280円 |
30720円 |
61440円 |
自転車の維持費用はせいぜいパンク修理とタイヤ交換くらいなので、年間数千円で収まります。電車から切り替えた場合、ほぼ上記の金額が、そのまま浮くお金となります。
さて、どうしても気になるのが、会社から支給される手当の行方です。普通に考えると、今までもらっていた電車の定期代は無くなるわけですから、手当はゼロのはず。
しかし、会社によっては、通勤手段(電車・クルマ・徒歩)にかかわらず、距離を元に手当を支給しているところもあります。この場合、手当は公共交通機関(電車・バス)を元に計算されているケースが多いので、ほぼ、上の表の金額がそっくりそのまま手元に残ることになります。
また、最近はエコブームや社員の健康増進対策もあり、自転車に対して前向きに検討している会社も増えています。まずは、あなたの会社の就業規則を確認したり、総務・人事の方に相談して確認してみましょう。
以下は電車と自転車で別々に手当を計算している例です。
仕事で遅くなって終電がなくなったり、何かと駅が遠かったり、電車を利用するには電車の都合に合わせて行動するしか無く、不便に感じることもあります。
自転車があれば、電車の時間や駅の場所を一切気にせず自由に行動ができます。東日本大震災のように、地震や停電の時には電車が長時間止まることもあり、そんな時に自分の力で移動できる自転車は心強いですね。
電車を使わないとなれば、駅の近くに住む必要も無いので、住む場所の選択肢も増やせるかもしれませんよ。
急に雨に振られてしまった時などは、臨機応変に電車に切り替えましょう。もし自転車で出社してしまい、帰りに電車に乗りたい場合は電車内に自転車を持ち込まなければなりません。電車へ持ち込む際には以下の条件を満たせば大丈夫です。
・折りたたみ可能な場合は折りたたむ
・折りたたみが不可能な場合は解体する
・袋(破れにくいもの)に入れて電車内に持ち込む
解体とありますが、3万円台~の自転車は、ほとんどのモデルが、工具なしで前輪後輪が簡単に取り外すことができます。輪行バッグという専用のバッグがありますので、電車に持ち込むことがある場合は準備しておきましょう。電車内では、周りに迷惑にならないように心がけましょう。
(参考:「輪行と輪行バッグについて」)