女性にとって自転車に乗るときの服装は悩みの種です。スカートはもちろんローライズのパンツでも下着が見えてしまう心配があります。
服装を気にしながらの運転は不注意によって事故を招く可能性もあります。服を気にせず安心して乗ることができるように、しっかり準備をしておきましょう。
ここでは、服装の悩みを解決するためのポイントを紹介します。
会社では私服? 制服? スーツ? 会社に更衣室がある?
勤務先の条件によってどんな対策をしていけばいいかをまとめてみました。
勤務先条件 | 服装の対策方法 |
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勤務中の服装は自由 | パンツスタイルメインで自由な服装を楽しみましょう。 |
会社に 更衣室が有る |
自転車に適した服装で通勤し、会社で着替えるのがベスト。 |
会社に 更衣室が無い |
パンツスーツをメインにしましょう。 スーツは消耗品と割り切る必要があります。 |
つまり、会社に更衣室がある場合は、勤務中の服装が制服かスーツかに関係なく着替えるのがベスト。無い場合は出来る限り自転車に適した服装にする必要があるということになります。
今、女性モノのサイクルウェアを取り扱うブランドが増えてきています。
サクルウェアが普通の服と何が違うかというと、ジャケットやシャツは、前傾姿勢になった時に背中が出ないように、背中側の丈が少し長めにできています。
また、風の抵抗を低減できるように、全体的にタイトな作りになっているものがほとんどで、本格的なものになると通気性を調節できるファスナーがついていたり、袖や背中に便利なポケットがついているものがあります。
本格的なサイクルウェアを用意しなくても、サイクルウェアに施された工夫をヒントに、通勤用の服を選んで行くことで快適に自転車にのることができるファッションが出来上がります。
夏は暑くてジャケットやシャツを着るのは難しいので、ローライズのパンツを履く時などに背中が出てしまうことを気にするなら、薄い長袖のシャツを腰に巻いておくのがオススメです。
ファッションのアイテムとしても活躍してくれますし、短くて軽いスカートで乗る時も風でめくれるのを防いでくれます。
巻くだけに使うシャツなら古着屋さんでデザインだけ気に入ったものを選べばOK。この時サイズは少し大きめのものを選んでおけば、ちょっと寒くなった時に着ることになっても丈が長いので背中をカバーできます。
通勤に持っていけるバッグにもよりますが、ショルダーバッグやデイバッグならちょうど背中を隠せるので、ローライズのパンツを履く場合は有効です。
ビジネス用のバッグを持たなければいけないという場合は、少し大きめのショルダーorデイバッグを用意して、バッグごと中に入れてしまう人もいるようです。大きめのバッグを用意しておくことで、上に羽織るジャケットなども入れておくことができるので一石二鳥です。
きっちりとスーツで勤務しなければいけない職場で、更衣室が用意されている勤務先であれば、ちょっと手間でも通勤時は思い切って着替える方が良いでしょう。